いろいろ調べた結果、結局素人ではなかなか優良な工務店を探すことはできないと悟った僕は、消費者と工務店を繋ぐ第三期間である紹介業者にお願いするのが一番だという結論に達した。
斡旋会社は工務店を紹介することによって工務店から工事費用の何パーセントかをもらうわけだが、この手数料を支払ったとしても優良な工務店に工事してもらえるなら、その手数料は決して高くはない。
斡旋業はは意外と多い。
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ざっと有名なところでもこれぐらいはある。だが、これらそれぞれが独自の基準を設けていて、その基準をクリアした工務店が斡旋業者のネットワークに登録されるわけ。
僕の場合で言えば、福井なので、福井に登録されている最寄りの工務店を何社かピックアップして、相談や見積りがとれるという流れになります。当然、変な勧誘や見積り値段以上の請求や、不正など斡旋業者の目があるために行われにくく、極力トラブルになりにくいというメリットがある。
以下で描いたように、建築業界の手間賃などというものは、いくらでも水増しできるし、不正がし放題なのです。
⇒世の中の工務店はほとんどザル
当然、まっとうな工務店もあるわけですが、他社に勝つために見積りで安く見せかけていても、どこかで手を抜くことで、簡単に不正ができてしまうし、素人ではそれを見抜くことができない。
後々クソみたいな工事だったというのは、工事が終わって数年たたないと表面化しないわけですから、斡旋業者を利用する価値は大いにある。
大いに騙されて、損するぐらいなら斡旋業者を使うのは正しい選択と言える。
じゃ、その工務店を斡旋する業者ってどこがいいの?
問題はこれ。
斡旋業者によっても、工務店を優良だと判断する基準はまちまち。この工務店選定の基準が甘々だと全く意味がないことになる。
実際、斡旋業者の立場としても、各都道府県に多くの工務店を囲わないといけないわけで、紹介についても回転率が利益を上げるポイントにもなり得るから、利益を考えると、マニュアル化して、とっととお抱えの工務店の数を増やさないと商売できないわけです。
とすると、例え、斡旋業者に登録されていたとしても、質の悪い工務店なんていくらでも登録されているから注意しないといけない。
どういう基準を設けているのかということを独自に調べてみると、
・アンケート
・電話面接
の二つが主流なようです。
アンケートは、その工務店の情報ややってきた実績、所在地など工務店が書いてきたアンケート結果によって判別するというもの。
電話でのアンケートもその内容に不備がないのかを確認する程度のものらしい。
ま、よくよく考えるとそうなりますわな・・・・。全国で斡旋業者に申し込みしたい工務店の数なんて数千、数万ある中で、いちいち面接して、現地調査なんてしていれば、人件費も時間もかかるわけで、それは斡旋業者としてもできない。
だから、工務店の基準を設けていると言っても、結構なザルだということがわかります。
だけど、これが全く意味がないのかといえば、やはり、クレームなどが斡旋業者の方にいくことにより、工務店は御咎めを受けるので、第3機関としてこういった斡旋業者があった方が、不正の抑止力にはなりやすいと考えます。
悪い言い方をしてしまえば、一般の仲介業者(サイト)は「複数社紹介した工事店の中でどこかが契約すれば自社の利益につ
ながる」という利己的な事業方針に基づいて紹介活動だとしても、それは抑止力になるので、紹介してもらった方が不正は起きにくいと断言してもいいと思います。
どこの仲介業者でも一緒ではなかった。唯一信頼できるところが優良工事店ネットワーク
仲介業者を使うだけでも、抑止力になるならそれでいいかと思っていたが、1社だけ理念に燃えている会社があった。それが優良工事店ネットワークである。
ここは凄く良い。何が良いって理念が凄い。
消費者が悪徳な工務店に騙されないように活動しているのはもちろんだけど、そこだけじゃない。
まっとうなサービスで経営している工務店について、しっかり支援するという本当の意味でのマッチングを理念として掲げている仲介会社ということがわかった。
優良工事店ネットワークが他の仲介業者と圧倒的に異なるのは、
・代表者と面談
・完成後保証制度(請負金額は無制限)
この2点が圧倒的に違う点です。他の仲介業者は直接会って、面談なんて手間はしません。これが凄くコストがかかるからです。
また、その工事が完了した際に、なんかあったときに保証を行うのが、優良工事店ネットワークです。これも他社ではほぼないです。あったとしても上限を設けた一部分だけ。
保証を設けているからこそ、優良工事店ネットワークが定める基準値をクリアするのは至難のワザということです。
具体的にはこの⑤つの基準を合格したところとしか契約しないようです。(電話で問い合わせしました。)
面談申込資料やウェブサイトを調査し、弊社の審査基準に満たした工事店のみ面談します。
※営業マンがいるようなリフォーム営業会社はこの時点ではじかれます。②代表者と面談
私たちは設立当初から工事店審査を行う際には、必ず1社1社代表者と面談し、経営方針、工事
への取り組み方など丁寧にヒアリングします。最も重要なのが消費者目線に立って「優良工事店
ネットワークの登録店としてふさわしいか?」を面談時に判断します。
③財務・実績調査
財務状況チェック、これまでのリフォーム実績を調査します。
④施工現場調査
面談する工事店の自社物件のお客様にご協力いただき、ヒアリング・アンケート調査を行ってい
ます。
⑤小額物件からヒアリング調査
点検や補修工事など、まずは小さな物件からご紹介し、お客様のアンケート評価を調査します。
その後、弊社が定める条件を満たした工事店のみ次のお客様をご紹介しています。
僕の家は福井県ですが、去年この優良工事店ネットワークを使おうと思って問い合わせたところ、登録された工務店件数は0でした。www
いや、それはあかんでしょ。
面接しているんですが、弊社の基準を満たす工務店さんが現れないんで仕方ないんです。
と言われたときに、僕は他のマッチングしてくれる仲介サービスを利用していました。その業者さんは以下です。
上記2社はそれぞれ、工務店さんを2社づつご紹介できるので、気に入った方がを選んでくださいね。という感じでした。
優良工事店ネットワークが1社も合格を出してないのに、2社づつって・・・・
それを知って、僕は仲介業者でお願いするなら、間違いなく優良工事店ネットワークから受けたいと思うようになりました。家も15年が過ぎようとしているのですが、変な工務店さんにやってもらうよりも、万全な業者を紹介してもらい、その業者さんにお願いしたいという思いからです。
果たして、優良工事店ネットワークの基準をクリアできる工務店が表れるのでしょうか・・・・
1年過ぎたころ・・・2社だけ合格したという連絡を受けた
外壁塗装の工事をしないといけないと思っていた時から1年が過ぎたころ、優良工事店ネットワークさんから毎月届くダイレクトメールに福井県で無料点検・補修巡回実施と書かれていました。
こ、これは、もしかして、優良工事店ネットワークの超厳しい難関を潜り抜けて登録できた工務店が現れたんじゃないだろうか・・・
そう思って、優良工事店ネットワークさんに直接電話したところ、
「30社以上面接して、2社だけ合格した工務店さんがいらっしゃいますよ!」
というお返事を頂いた。2社って・・・どんだけストイックやねん。
これは間違いないと、早速待ちに待った優良工事店ネットワークの基準クリアの工務店さんに我が家を査定してもらうことにしたのです。
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